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中野でねぶた祭り その3

ねぶたを見た後は美味しいものを食べないと!と二女と屋台に並びました。牛肉の串焼き、トウモロコシの天ぷら、せんべい汁と食べ歩きました。
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トウモロコシの天ぷら、とても美味しくて、もっと食べたかった~。
中野区もこんなに大きなお祭りを復興支援のためにやってくれるのは良い事だと思いました。

中野のねぶたに誘ってくれたお友達は青森の出身で、とても郷土愛に溢れています。帰省したり、青森の良いところを色々教えてくれるのを聞くと、故郷と呼べるところがあっていいな〜。と思います。跳人(ねぶたで一緒に踊りながら歩く人たち)姿もとても生き生きとしていて、楽しそうで、素敵でした。故郷があるって素敵な事だな…と思います。

私はと言えば、出身は東京都で、両親の実家も東京都、でも、そこは故郷と呼ぶことが出来ません。親の実家は既に取り壊され、昔の面影はどこにも有りません。今も建て替えした家には親戚が住んでは居ますが、訪ねる事もなく、お葬式で会うだけです。それに、元々おじいちゃん、おばあちゃんは東京の人ではないから益々故郷と言えないような気がします。
実家は、東京都だけど、昔は周りにたくさん田んぼもあって多摩川のそばで、私にとっては自然と感じられる空間だったのです。でも子どもの頃の多摩川は公害がひどくて汚染されていて魚もいないし(今は少しずつ水も綺麗になり鮎が捕れるとか)、夜も空には星も見えない 、そんな時代でした。子ども心に、ここは故郷とは言えないように感じていました。
だから、田舎や故郷に、憧れのある私…。青森の様な美しい故郷がある友人がとても羨ましいです。


でも、発想を切り変えれば、世界から見れば私の故郷は「日本」。そうだ、日本中を故郷だと思って、色々なところを自分の田舎にしちゃえばいいんだ!と思うようになりました。


なので、青森のねぶたの事も、もっと知りたくなり、色々見てしまいました。どうやって作るのか?とか、なんで「ねぶた」って言うのか?とか…日本って小さな国だけど、小さいからこそ色々見に行けて良いのかも…発想の転換で良い事がたくさん見つかる…。

知りたいことも沢山、見たいものも沢山。50代はどんな時代になるのかな?
50歳になったらすっかりオバサンになって、落ち着いていると思っていたけど、自分の中の私は20歳、30歳の頃と変わらず好奇心が旺盛です。でも、気長にはなったかな?それともスピードが出ない自分を諦めているだけなのかな?
by usakichi71 | 2015-11-02 22:25 | おでかけ | Comments(0)
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