広島旅行に行きました！ その3 〜世界遺産 宮島・厳島神社〜

広島旅行の二日目は宮島です。宮島は広島からJRか路面電車、それから船でも行く事の出来る日本三景の一つです。私たちは2泊目も広島の同じホテルに泊まり、日帰りで宮島へ行く事にしました。路面電車よりもJRで行く方が少し速かったので、JRで行く事にしました。宮島口という駅で降り、フェリー乗り場へ向かいます。路面電車の宮島口の駅の方がフェリーには近く、フェリー乗り場にはたくさんの人が居ました。でも、フェリーと言っても、交通系ICカードで簡単に乗ることが出来るので券を買う必要もありません。
フェリーに乗っている時間も10分ほどでした。瀬戸内海なので波も無くとても静かでした。厳島神社の大鳥居が遠くに見えてくるとみんな喜んで写真を撮ったりしていました。（もちろん私も…）なのでフェリーはあっという間です。

海には牡蠣の養殖筏がたくさん見えました。もしかしたら海苔かもしれませんが…。広島は牡蠣が有名ですが、海苔の産地としても有名なんですよね！宮島に着くとすぐに鹿が歩いているのが見えます。奈良と違って鹿を野生に戻そうとしているので、鹿せんべいも売っていません。餌も与えないで下さいと書いてありました。でも、可愛いから、子どもも近づいてしまいます。
宮島桟橋から海沿いの道を通り厳島神社へ向かいました。表参道の方が人通りが多いのか？海沿いの道は静かで、海を眺めながら歩きました。途中、海が見えるところがあり、海の水がとても綺麗なので感動しました！

厳島神社の入口では自動販売機ではなくて人が参拝券を売っていました。こんな世界遺産の島なのに…とビックリ。でも全然並んではいなかったので良かったです。私たちが行ったときは満潮に近かったので、神社の下には海が迫っていました。大潮の時には歩く床の隙間から水が出てくるほどのようですが、私たちが行ったときは丁度いい感じでした。

本殿で参拝をして、大鳥居の方へ歩いていくと、もうたくさんの人が大鳥居の前で写真を撮ろうと並んでいました。卒業式や入学式に校門の前で写真を撮るために並ぶことも出来ない人なので、もちろん並ばず、前日、理事から教えてもらったパワースポットに立ち目を閉じて立っていました。

神社の下の海の中にはお魚も居て、本当に不思議な場所に神社を立てたんだな～と思いました。何かの本に、宮島が海の上に建てられたのは、宮島自体が神聖な場所なので陸地に神社を建てられなかったと書いてありました。
大鳥居は大規模修繕が終わったばかりで綺麗な姿でした。大きな鳥居は海に杭を打ってある訳ではなく、鳥居自体の重さで安定させて立ててあるそうです。鳥居の屋根のようになっている部分の下には空洞があり、小石を４トン分も詰めてあるそうです。

鳥居の足の部分はくすのきの自然木が使われているので、何だか真っすぐでなくてでこぼこっとしてるのはそのせいだったのです。

綺麗な宮島の景色を堪能して、出口を出たら宝物館も見学しました。写真撮影禁止の館内には鎧や刀や絵などから、国宝の平家納経まで色んな物が展示されていました。

それから前の大鳥居の一部分の木材も建物の前に展示されていました。

その後は宮島歴史民俗資料館へ行き、宮島の歴史を見学です。資料館は入り口は小さいのに中はとても広くて、お庭も綺麗でした。

宮島は平清盛をはじめとする平家一門の厳島信仰により広くその名を知られるようになりました。

弘法大師が開基した霊峰弥山もあり、島全体が聖地として大切に守られてきたのですね。

弥山にも登りたいと思っていましたが、ロープウェーの点検がこの日まで…次の日から動くということで、とても残念ですか、登れませんでした。

宮島の民家は間口が狭く奥行きが深いところが京都の町家と同じでした。

中庭があって入口から奥まで土間が続いています。鹿が入らないように引いて開ける鹿戸という扉だったそうです。

資料館を見たらお昼ごはん。何やら小さな丼が３個も付いた物にしてしまいました！名物のアナゴと牡蠣の両方食べたかったの…。

全国旅行支援を利用していたので、広島の旅行支援のクーポンを使いました。

ご飯を食べ終わり外へ出ると、もう海の水が引いてきています！

砂浜を人が歩いていました。

すごい！別の景色になってしまう！

帰りは賑やかな表参道商店街を通り、帰ることにしました。

揚げもみじ饅頭を食べたり焼き牡蠣を食べたりしながら宮島桟橋へ…。

帰りは船で広島まで行ってみょうか？と思いましたが、最終便が出たあとでした…。とても早くに終わってしまったので聞いてみると、干潮になると川を遡れないからと言われ、納得しました。

続く