藍の生葉染め講座 ２回目

土曜日に今年２回目の藍の生葉染め講座を開きました。来年開校するハーブ教室のプレ講座です。

７月にも同じ講座をやり、参加者は２名でしたが、今回は３名でした。布をその場で選んで貰うので、果たしてどのくらい藍が必要か？ハッキリしません。なので、畑の藍を種取り用だけ少し残し、ほぼ全部刈り取りました。東北チヂミ藍が４キロ、タデ藍が4キロの合計８キロを収穫しました。あと、バジルもとても大きくなって美味しそうだったので、少し刈り取りました。

刈り取りは朝の7時頃。

朝摘んだ葉をその日のうちに染液にします。

葉っぱの量は染める布の10倍量が理想ですが、4倍量位から染められます。同じように藍の生葉染めをしているSNSを見ていると、染液がすごく薄い人もいて、まぁ、これは染める人の好みなのだから、これじゃないといけないとか駄目だと言うこともないのです。

藍も今年は東北チヂミ藍とタデ藍の２種類育てました。東北チヂミ藍の種は染物教室の先生から。タデ藍はハーブ教室の先生から頂いた物です。

生徒さんが来る予定の時間まで、セッセと藍を洗ったり、茎から葉を外したりしていました。まずは濃く染まる東北チヂミ藍を優先して外していきました。

でも8キロの葉っぱ先月一度刈り取っているので、葉っぱが細くて葉も小さくて、一人では、なかなか作業が進みません。

生徒さんが３人来てくれて、やっと終わりました。葉っぱは10倍量では1.9キロ必要でしたが、東北チヂミ藍とタデ藍をほんの少し足しました。

さて、そこからがまた大変！藍を手で揉んで泡がブクブク出るほど葉を粉々にしていきます。これも一人でやってると寂しい作業…。でも皆でやってると楽しいですね(^^)

やっと藍の染液が出来たのは午後1時過ぎでした…。

ここまで出来たら後は染めるだけ！

皆でまずはお昼ご飯を食べました。

せっかくの機会だし、みんな好きなように染めて喜んでもらいたいと思いながら、布選びをしてもらいました。綿のハンカチやバンダナには輪ゴムで模様を付けてみることに！

染める時が一番楽しいかもしれません。

輪ゴムをはずすと、綺麗な模様が出来ていました！

皆、とても喜んでくれて、私も良かった〜！藍を育てたり、大変なことも色々あるけど、喜んでもらえた時が自分へのご褒美のようです。

東北チヂミ藍は本当にとても濃く染まります。生地にもよるけど、本当の藍染にも引けを取らない色だな〜。でも生葉染めの爽やかな色、淡いブルーも素敵なので、色々とこれからも染めて行きたいと思います。