美鈴とトラと私とお庭

寒い３月長崎旅行 その７～波佐見でせともの三昧～

佐世保では居酒屋で夜ご飯を食べ、娘と佐世保バーガーを半分ずつにして食べました(^^)

とても寒かったな〜。翌朝は雨。結構たくさん降っていて、雨の中、波佐見の街を目指しました。以前、母と波佐見を訪ねた時、お店も工房も何も見つけられなかったのです…。母は別に波佐見に行きたがって居なかったので、長居も出来ず、帰って来ましたが、今回はちゃんと調べて行ったので、波佐見を満喫出来ました。

先ずは波佐見やきもの公園と、その横にある陶芸の館へ行きました。雨がひどかったので、まずは陶芸の館へ

中は陶器の販売もあり、２階は資料館になっていて、無料で見学出来ます。陶器のガチャガチャもあり、娘も私もやってみました(^^)500円玉専用で、娘は小さなメダカの小皿、私は極小ぐい飲みが出て来ました。娘はメダカ飼っているので、好きだし良かったかも(^^♪私はぐい飲みにするには小さ過ぎかな(-_-;)
波佐見は昔から陶器をたくさん生産してましたが、近くの有田焼や伊万里焼が高級な食器を作って海外へも輸出して有名になっていったのに、波佐見は日常使いの食器類をたくさん生産していて、あまり有名にはならなかったのです。最近はずいぶん名前が浸透してきたな～と思います。
２階の資料館では精巧な動くお人形（ゲンさん）が説明をしてくれて面白かったです。夫や長女へ陶器のお土産を買い、他にも小さな小皿を購入しました。陶芸の館を出ると雨は上がっていました。隣のやきもの公園は世界の焼き物窯を復元していて、こんな公園、世界に一つかも…とビックリしました。
その後、西の原というエリアに移動してお店を見ました。西の原はお洒落なお店がたくさんあり、若い人たちに人気がありそうな雑貨やお洋服、生活用品のお店がいくつもありました。でも私はあんまりお小遣いが無いので紙やお菓子を少しだけ買いました。
この後、波佐見温泉「湯治楼」へ行き、そこでお昼ご飯と、温泉に入ろうと思っていました。陶農レストラン清旬の郷というのが有ったのでそこに行く予定でした。ところが行ってみると何かの代休でお休み…。仕方なく同じ敷地内にあったお弁当屋さんでお弁当を買いました。湯治楼では休憩室が使えたのでそこでお弁当を食べました。お風呂にもゆっくり入り、温まりました。
ここから川棚を通り、長崎空港の近くのニコニコレンタカーまで行くのです。天気はまた雨になりました。
つづく

寒い３月長崎旅行 その6～田平天主堂から展海峰へ～

紐差教会を出て、平戸島とはさよなら〜。また来れるかな？また来たいな〜。

カーナビで田平天主堂をセットして走っていると、とても大きなレンガ作りの美しい教会が出てきました。でもカーナビでは違う名前（瀬戸山天主堂？）が出ていて、ここは田平天主堂では無さそうだ…と思ったのですが…、綺麗な教会だし、案内所もみえたので、ちょっと見ていこう！と車を停めて歩いて行くと、そこにあったのは田平天主堂でした！！

通り過ぎなくて良かった～！と思いました！

後から調べたら田平天主堂は所在地から瀬戸山天主堂とも呼ばれて居るそうです。

案内所で重ね押しスタンプも押し、ついに１枚の絵が完成しました。私たちが完成した〜！と喜んで居ると奥から神父様が出てきてお菓子を下さいました。

その後、天主堂の中に入り参拝しました。中は誰もい無かったのでゆっくりと娘と二人お祈りしました。

私は小さな時には両親と教会にも通っていて、幼児洗礼は受けているのです。「小テレジア」が洗礼名です。小さな時には毎晩お祈りしてから寝ていましたが、大きくなるにつれてキリスト教の教えに疑問を持つようになってしまいました。それで日曜学校にも通わず、大人になってからの洗礼も受けることなく終わってしまいました。それでも、教会に入ればお祈りしたくなるし、十字を切りたくなってしまうのです…。小テレジアって、なんで「小」なんて付いてるのかな…なんて思ってましたが、最近、どんな人なのかな？と調べたら、小テレジアは「小さな花のテレジア」とも呼ばれるカルメル会の修道女で24歳で亡くなってしまうのです。聖女になったのは1925年です。テレーズの思想は「小さき花」という題名で本にもなっています。

私の仕事は愛することと言い、短い人生を修道院の中で過ごしたテレジアの思想は、人の欠点を許すこと、他人に惜しみなく愛を与えること、人に譲ること、誤解されても相手を責めないこと、批判されても甘んじて受けること、苦手な相手のためにも愛を持って祈り善行をなすこと…そういう思想です。

今になって、素敵な聖人の名前を洗礼名に頂いたと思うのです。子どものころは知らなかった…。

宗教では人殺しも争いも良い事じゃないと教えているのに戦争が終わらない今の世界を見ていると本当に悲しくなります。

さて、田平天主堂では綺麗なしおりなども売っていたので何枚か購入させていただきました。金額は気持ちで…と書いてありました。

途中、美しい海と空の写真を撮り、佐世保まで来ました。佐世保では九十九島を見たいな～と思い、ガイドブックで綺麗に見える場所を探したら展海峰という場所が出てきたので行ってみました。展望台があり、菜の花畑もありましたが、まだ咲いていなくて、若い女の子のグループが４，５人居ましたが後は静か…。

上手く撮れないけど綺麗な景色を見ることが出来ました。でも、風もあり、寒かった！売店はあるけど閉まっていました。

駐車場のそばに何故か？ヤギが居て、かっこよかったです。

展海峰は無料でした。ここから佐世保のビジネスホテルへ…。この日の宿は佐世保の駅前です。

つづく

寒い３月長崎旅行 その５～平戸ミステリーローズとの出会い～

春日集落を出た後は生月島の島の館へ向かい、島の館を見学しました。重ね押しのスタンプももちろん押しました。

今度は雨は降りませんでしたが、次に行こうと思っていた切支丹資料館までの道が、がけ崩れで通れないので遠回りしないといけないのは残念でした。切支丹資料館は綺麗な海のすぐそばで、平戸ミステリーローズと呼ばれるバラ、「根獅子真愛（ねしこマリア）」が咲いていました。館内は撮影禁止です。お客は私たちだけでした…。

冬なのに咲いていて、受付の人に言わせると、１年中咲いているそうです。あんまり綺麗に見えないけど…。平戸ミステリーローズは昔から平戸で咲いているバラで、ほぼ１年中咲いているのも特徴の一つのようです。根獅子真愛の他にも久保川紅とか唐衣とか、何種かあるようです。
切支丹資料館でも重ね押しスタンプを押し、もうこうなったら田平天主堂にも行こうと思いましたがそうするともうお昼を食べる時間は残っていませんでした。途中、私のおじいさんが洗礼を受けた紐差教会に寄り、田平天主堂を目指しました。

寒い３月長崎旅行 その４～世界遺産見学、春日集落のおもてなしと棚田～

長崎旅行2日目。この日はまず生月島へ行き、島の館を見ようと思っていました。前回行ったときには車に乗ったとたんにものすごい雨が降ったのですがこの日は良いお天気でした。

生月島へ渡る生月大橋の直前にこちらへ行くと「世界遺産　春日集落」という看板が見えました。確か、前回来た時に棚田が見事だったので娘にも見せてあげたいな～と思いそちらへ寄ることにしました。でも世界遺産だったのか…？と思いながら行きました…。道は途中でがけ崩れが有ったので途中までしか通れないと書いてあり、どうしましょう…と思いつつ行ったのですが、とても眺めのいい場所で車を少し停めたら、その近くに案内所があるのが見えました。せっかくなので車を停めて寄っていく事にしました。

その場所は「かたりな」と言う場所でした。中に入るとお土産なども売っていて、おじさんがなんで春日集落が世界遺産なのか？説明してくれました。春日集落はその昔、集落の全員がキリシタンの集落で、教会も建設されていましたが、禁教の時代になり教会も破壊されてしまいました。春日ではその後もキリスト教に由来する物をご神体として納戸神をまつる、いわゆる隠れキリシタンの信仰を守り安満岳や丸尾山を信仰の山として祈りの形を伝えていることや、江戸時代（1656年）の資料には棚田が形成されていることが記されており、1866年の記録では現在とほとんど変わらない姿で春日集落が描かれているのです。そういう事が理由になり、平成30年に登録された世界文化遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産に選ばれたのだそうです。かたりなではおもてなしとして、お茶やお菓子、漬物などもサービスしてくれました。

私たちは説明のビデオを見たり、棚田のお米をお土産に買いました。そしてそこに重ね押しスタンプという物が有ったので何気なく押してしまいました。かたりなには2個のスタンプが有り、あと3か所巡りスタンプを重ね押しすると絵が完成するのです。

あと3か所は生月島の「島の館」、「平戸市切支丹資料館」、そして「田平天主堂」にあると書いてありました。田平天主堂以外は行くつもりだったので、スタンプを完成させると言う目的のため、今日は田平天主堂にも寄ろうね！と娘と話しました。

さて、春日集落では、丸尾山までは車で行けるので行ってみては？と言われ、行ってみました。

細い道なので軽自動車だから行けたようなものですが、山が少しだけ急で、二女は怖いと言って登れなかったので頂上の石祠まで行けませんでした。でもとても綺麗な眺めを見ることが出来たので満足です！

田植えのころは綺麗だろうな～！

つづく

寒い３月長崎旅行 その3～とっても変わったホテル蘭風～

ホテル蘭風に初めて行ったとき、とても残念だな〜と感じていました。何しろロケーションが良いし温泉もあるのに、ホテル自体は古くなってしまっているし、入口から暗く活気が無かったのです。今回は入口から明るくなっているし、活気が感じられました。一階のゲームコーナーやカラオケルームなども再開していてお客様もいっぱいでした！芝生の上には若者に人気のキャンプ気分を味わえるグランピングの常設テントがいくつも出来て居ました。食堂コーナーも変わっていて、昔は2階にも席があり舞台とかもありましたが、2階は宿泊する個室に変わり、舞台は無くなり、バイキング方式の食事でした。でも、とても品数が多くて、楽しかったです。

お風呂も前はジャングルみたいに観葉植物が置いてあると言う感じてしたが、それも無くなり、畳敷きの浴室に変わっていました。

とにかく色々と変わったけど、結果的には良かったな〜と思いました。今回はお得に泊まることも出来て、また行きたくなりました。

つづく